ダイヤモンドホイール · レジンホイール
ガラスエッジ加工におけるダイヤモンドホイールとレジンホイールの違い
ガラスの研削と仕上げでダイヤモンド、レジン、ポリッシングホイールが担う役割を、D-H-W×X寸法と工程例とともに解説します。
ダイヤモンドホイールは材料除去と形状づくり、レジンホイールは研削痕の低減と研磨前の表面準備を主に担当します。ポジション、寸法、粒度、仕上がりで使い分けます。
要点
両辺加工ラインでは、前段のダイヤモンドで荒研削・微細研削を行い、後段のレジンとポリッシングで表面、面取り、光沢を整えることが一般的です。正確な順序は機械、ガラス、送り、冷却、プロファイルで決まります。
- D = 外径。
- H = 穴径。
- W = 作業層幅。
- X = 作業層高さ。
どの工程で使うか
ダイヤモンドは初期研削と形状制御に適し、レジンは次工程のポリッシング前に表面を細かく整えるために配置します。単一の種類を全工程に使うのではなく、各ポジションに役割を割り当てます。
ガラス両辺加工用の代表的な仕様
以下は工程を理解するための参考例です。機械メーカー、ガラス条件、実測したエッジ結果で必ず検証してください。
| ヘッド | 参考ホイールと工程 |
|---|---|
| 1 | 荒研削:メタルボンドダイヤモンド `150-12-15×10-100#`、32歯 |
| 2 | 微細研削:ダイヤモンド `150-12-10×8-150#` |
| 3 | 微細研削:ダイヤモンド `150-12-8×8-230#` |
| 4 | 面取り研削:レジン `Ø130×12-10×10-240#` |
| 5 | 面取りポリッシング |
| 6 | 面取り研削:レジン `Ø130×12-10×10-240#` |
| 7 | 面取りポリッシング |
| 8 | 精密エッジ研削:レジン `Ø150×12-20×10-200#` |
| 9–11 | ポリッシングホイール |
D-H-W×X寸法の読み方
寸法は図面と機械ポジションを一緒に確認します。
| 記号 | 意味 | 確認内容 |
|---|---|---|
| D | 外径 | 主軸の逃げ、機械ポジション、交換外形 |
| H | 穴径 | 主軸・アダプター、同心度、取付クリアランス |
| W | 作業層幅 | 接触幅とエッジプロファイルのカバー範囲 |
| X | 作業層高さ | 使用できる研磨材層と交換寿命 |
ダイヤモンド、レジン、研磨の役割分担
片側2.0 mmの除去量を想定した初期配分では、前段のダイヤモンドに大部分を持たせ、後段の負荷を小さくします。最終配分はエッジ測定後に調整します。
| ヘッド | 片側除去割合 | 除去量例 |
|---|---|---|
| 1 | 70% | 1.4 mm |
| 2 | 15% | 0.3 mm |
| 3 | 10% | 0.2 mm |
| 8 | 5% | 0.1 mm |
| 合計 | 100% | 2.0 mm |
前角研削と後角研削
前角・後角のポジションは、エッジや面取りに異なる接触を作ります。別の機械の仕様をそのまま移すのではなく、向き、回転方向、支持、プロファイルを確認してください。
推奨を依頼するときに送る情報
- 機械ブランド、モデル、ポジション番号。
- 現在のホイール、ラベル、プロファイル、ヘッドの写真。
- D、H、W、X、プロファイル、粒度、結合、回転方向。
- ガラスの種類と厚さ、エッジ幅、除去量。
- 速度、送り、冷却、欠陥、必要な研磨結果。
まとめ
ダイヤモンド、レジン、ポリッシングには異なる役割があります。まずポジションとD-H-W×X寸法を確認し、除去割合、粒度、結合、冷却、エッジ結果をライン上で検証してください。
よくある質問
ダイヤモンドホイールとレジンホイールの違いは?
ダイヤモンドは材料除去と形状づくり、レジンは表面の微細研削と研磨前の準備を主に行います。実際の役割は機械ポジションで決まります。
D、H、W、Xは何を意味しますか?
Dは外径、Hは穴径、Wは作業層幅、Xは作業層高さです。図面と機械位置で確認してください。


